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Land of Pottery-瀬戸体感陶器市-を終えて


2022年4月16日、17日に開催された Land of Pottery -瀬戸体感陶器市- にお越しいただいた皆さま、関わってくださった全ての皆さま、2日間楽しい時間をありがとうございました。
(少し長くなりますが、お読みいただければ幸いです。)

実行委員のメンバーで「瀬戸で新しい陶器市をやりたい!」と企画を始めてから2年が経ちました。
コロナでの2度の中止を経て、今回の開催に至るまで、多くの方々の応援とサポートをいただき、無事開催することが出来ました。 安売りや、ものを買うだけの陶器市ではなく、瀬戸が陶芸の聖地(Land of Pottery)たる所以 -良質な土や人・モノなどの恵まれた環境- 、その全てを見て欲しいとの思いから、作り手さんだけでなく、問屋さんや原材料屋さん、道具屋さんなどにもご出展いただきました。普段なかなか見ることのない陶芸の道具やテストピースなども、とても好評でした。

「瀬戸体感陶器市」という名前にもメンバーの思いが込められています。
より瀬戸のやきものについて知ってもらえるように、販売以外に実演や制作の過程の展示、道具の紹介、体験など、お客さまに瀬戸のやきものを「体感」していただくコーナーを設けました。
出展者それぞれが趣向を凝らした体感で、お客さまの滞在時間も長くなり「今まで来た陶器市の中で、一番楽しかった」とのお声もいただきました。

私は前職で、日本各地の陶磁器の産地をまわりました。
各産地、それぞれ良いところがあって、各産地の個性があります。
瀬戸は家族でやっているような小さなところが多く、手作業の部分も多い、ぬくもりあふれるものづくりをしている産地です。 そんな瀬戸での陶器市は、ゆったりした空気感の中で、お客さまとの会話を楽しみながら、瀬戸のやきものや瀬戸のまちのファンになってもらえるような温かいものがぴったりなんじゃないかと思います。
2日間、旧深川小学校のグラウンドには、お客さま、出展者さんの笑顔が溢れていました。
瀬戸のやきもの、瀬戸のまち、瀬戸の人の良さを「体感」してもらえた2日間になっていたら、実行委員一同、大変嬉しく思います。

最後に、お越しくださったお客さま、一回目にも関わらずご出展いただいた出展者さま、開催に際しまして多大なご支援・ご協力を賜りました皆様、ボランティアに参加してくださった皆さま、忙しい中イベント開催に向け奔走してくれた実行委員のメンバーに深く御礼申し上げます。

また次回開催でお会いしましょう。
ありがとうございました。


Land of Pottery -瀬戸体感陶器市- 実行委員長 加藤真雪


 

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